6:20 薬勝寺池駐車場を出発
9:00 登山開始
11:40 頂上到着
12:20 下山開始
13:55 登山口へ到着
17:20 薬勝寺池駐車場へ帰着
登山感想

 6:20 薬勝寺池駐車場を出発。国道8号から境川・上路川上流へと上って行く。

 やがて林道に「通行止」の標識柵があり、路側に3台が駐車している。ここから歩くのかとウンザリ思っていると、H氏日く、この標識は"ここから先は自己責任ですよ"の意味だからと柵を退けて進入、デコボコ道をドンドン進むと、行き止まりには何と5台ほどが駐車していた。さすがH氏とその博識に驚く。

 装備を整え登山口の坂田峠まで士砂崩れや雪崩のため道端を30分ほど歩く。

 9:00 燃料をお腹に補給して登山開始。金時坂はこんなにひどかったかと、急坂のぬかるみを喘ぎながら登る。静寂の中、時折聞こえる鶯や小鳥のさえずり、山野草の可憐な花に慰められながらひたすら足を進める。やがて雪道・雪渓となるが、雪は去年と比べ,物にならないほど多く、今冬の豪雪を実感する。なだらかな雪原にでると高校山岳部がテントを撤収中で、確か昨年も設営していたと記憶する。

 谷間に一度下り急勾配をリーダーのつけた踏み跡をなぞって行く。山頂近くでリーダーはK女史に交替するが、快調に飛ばすので付いて行くのが精一杯である。

 11:40 頂上到着。先行の登山者が7〜8名いる。三角点をなで、小屋の屋上に上がる。天気晴朗で諸方の山々を一望するが、特に一昨年の今ごろ登った初雪山を眺め、その辛かったことを思い出すとともに、再び登る機会は無いのではと年甲斐もなく感慨にふける。

 昼食後、白鳥山の看板をバックに全員で記念写真を撮る。
 12:20 下山開始。降りは神経を使うがやはり迭:星である。しかし、金時坂は相変わらず難所で、``スワン"の優しい名に似合わず汗をかき思わずヘッピリ腰に"金時の逆上がり"の格好ではと自嘲する。
 13:55 漸う登山口へ到着ホッとする。かくして登り2時間40分、降り1時間35分と予定どおりのタイムで完登、お互いを祝福する。

 このあと駐車場まで往路は横目で通り過ぎた「フキノトウ」の採取に、各自スーパーの袋を片手に足取りも軽く右往左往、その余力に驚くことしきりである。一杯になった山菜をお土産に帰りが遅くなるので入浴は省略して帰途につく。

 17:20 薬勝寺池駐車場へ無事帰着。ドラィバーのH氏、K氏有り難うございました。そして,皆さんお疲れ様でした。

 《余禄》前夜、リーダーヘ電話し、「ピッケル・アイゼン・カンジキの携行は…」と聞くもr一切不要」との返事に一抹の不安を抱いていたが、登ってみると、成る程、雪は固く締まっており靴は沈まず、リーダーの観察眼にあらためて敬服した。S.F記
白鳥山
2003/4/27

イワウチワ

カタクリ(カタカゴ)

頂上直前での一休み

白鳥小屋をバックに記念撮影

イワウチワ

登山記録