金剛堂山カンジキハイキング

参加者;L:MK他8名
 6:00薬勝寺駐車場出発
 7:45百瀬滝口谷左岸尾根取付発
 9:20夏道合流点
12:30前金剛頂上着
13:10前金剛頂上発
15:20百瀬滝口谷左岸尾根端末着
16:00天竺温泉着
16:30天竺温泉発
17:30薬勝寺駐車場着

一口コメント

もう少し楽かと思ったが、少し距離があった。

久しぶりの山行きでしたが天気も良く大変よかったです。

天気も景色もよかったです。

天気がよかったが、金剛堂山は遠かった。

景色が大変よかったが、カンジキで疲れた。

山頂からの展望が大変よかった。

天気がよくて墨絵を見るようで良かった。

天候に恵まれ登りがいのある山でした。

天候、展望もまずまず良かったが、いままでの山行で記録をとったことがなかったので手こずった。

この時期のこの山は、これまで当クラブで6〜7回企画しているが、毎回おおむね好評である。

とりわけ天候に恵まれたときの感動は、参加者のそれぞれから最大級の賛美で語られる。
そして今回も「感動を再び」を期して薬勝寺に集合した。薄い雲が空を覆っているが、好天を期待して6:00出発。スノーバレー利賀スキー場の駐車場に7:30到着し、7:45出発。今回のコースはスキー場の右手の尾根を詰めて途中から栃谷登山道の夏道を行くコースである。このコースはこれまで下山口」に使ったことはあったが初めてである。

(一昨年に挑んだが猛烈な横殴りの雪に阻まれて1300mくらいで撤退した)登り始めは杉の樹林帯の急登である。深い雪に足をとられながら登っていたがすぐカンジキをはいた。

尾根道に着くとブナやナラの混じった樹林帯となる。青空が広がって日も射してきた。「片折岳」からは視界が開けて白い稜線歩きが春山を登る楽しさを満喫させてくれる。しまっていた雪が徐々に緩んできて脚に負荷をかける。遠くにめざす金剛堂山の頂が望める。アップダウンを2回越え、ヤセ尾根(無雪期は藪でわからない)を登ってようやく頂上につながるなだらかな稜線に着いたが、あと僅かのゆるやかな登りが長く感じるほどに脚に疲労がきていた。12:15頂上。

風が吹いていて寒さを感じさせ、先着のパーテェが雪面を掘り下げて風を避けて宴会をしていた。

われわれはツェルトをひろげて風防にして昼食にした。

頂上の積雪は2mを越えているだろう。コンクリートでつくられた「前金剛」の祠が完全に雪に埋まっていて見えない。視界が良好で360度の展望はすばらしく見飽きない。白山までの幾重にも連なる山並み美しい。白木峰のなだらかな稜線が目前である。遠く北アルプスは立山、劔岳、薬師岳、笠ヶ岳、槍ヶ岳、まで見ることができる。

12:55下山出発。かなり緩んだ雪面が脚に負担をかけてくる。がんばって、がんばって下った。14:15登山口に帰着した。雪山の魅力を再認識し、雪山にいっそうはまってしまった山行でした。

昨年8月の穂高縦走後、7ヶ月ぶりの狭心症治療後の登山でした。「大立夫だ」という気はあったものの一抹の不安を胸に抱いての登山でした。結果はOKでしたが、脚力に衰えを感じた。これからも慎重にかつ勇気を持って山に挑みたい。

【記;YH】