五龍岳登山

2004年7月31日()〜8月1日(


大黒岳近くで見える五龍岳の偉容



結構キツイ岩場が続く
撮している人はニコニコ、撮されている人は顔が
ひきつっている



行く先々で心を和ませてくれる
気を抜かずに3点確保をしっかりと



五龍岳頂上で
五龍山荘前で

第1日5:00薬勝寺池駐車場集合出発→5:50境パーキング→7:20八方スキー場ゴンドラリフト乗場→8:20八方池山荘発→8:50休憩5分→9:20八方池→9:30、10:10休憩→10:50丸山ケルン11:50唐松岳頂上山荘昼食を摂る堀井、黒川、安川、堀唐松岳頂上往復→12:45唐松岳山荘発→13:25休憩→14:15最低鞍部着休憩→15:00休憩→16:00五竜山荘着第2日4:25五竜岳頂上へ出発途中ご来光→5:35五竜岳頂上→6:25五竜山荘で朝食→山荘発→8:05、35休憩→9:30大遠見→10:10中遠見休憩(2037m)→11:00一の背髪休憩→11:35地蔵の頭(1632m)休憩→12:00とおみ駅(テレキャビン)→12:15アルプス平駅→13:15十郎の湯(昼食)→14:25発→17:00薬勝寺池駐車場着

行動記録

【参加者】L・Y.H、SL・M.KS.HR.NN.HH.TT.IK.HA.KT.YM.KS.T
 この一週間前から台風10号が太平洋で発生して、八丈島あたりで停滞して北上せず今回の企画とぶつかるかと心配したが西にそれて、"その難"を逃れることができた。(四国では大雨の被害も出ているようだ)私は前夜の準備でザックのパッキングをする際、一応雨具類は出し易いところに入れておいた。この日の朝は誰一人遅れることなく、ちょうど5時に出発できた。
 青空が見えているが、立山連峰の稜線fが見えない。やはり上空は不機嫌なのだろうか。
 ハ方スキー場に着きゴンドラ、リフトを乗り継いでいっきに1,860mの八方池山荘まできたが、白馬三山は雲に埋もれて姿を隠したままである。八方尾根は右手に白馬三山が迫り、左手に五竜、鹿島槍を仰ぎ葎から歩けるのだが…。しかし、足元の高山植物は花盛りで見頃。唐松山荘まで登りつめてびっくり。ガスっている信州側とは対照的に黒部側は僅か雲はあるがスッキリしていて毛勝三山、劔岳、立山が見渡せた。
 唐松山荘をでてすぐに牛首の難所。私の記憶(4年前)にあったものよりそれは険しく、長かった。そして、最低鞍部から白岳までの登りは疲れた足にこたえ、「精神力」で歩を進めた。ようやくたどりついた宿泊地の五竜山荘ではテント場を確保するために先行した岩井さんが迎えてくれた。
 受付を済ませて、ビールで乾杯。ビールが一番おいしく思う一瞬だ。明日登頂する五竜岳もデッカイその全容を見せている。受付に「一畳に2〜3人」の張り紙がある山荘の混み具合である。この季節、人気の山では覚悟しなければならないものだろう。テント泊の私は夕食後、睡魔に抵抗できずいつの間にか寝入ってしまった。
 翌朝、夜明け前の4時半に五竜岳頂上めざして出発。途中でご来光を迎える。一面に広がる雲海のかなたがオレンジに染まり、その最も明るいところから陽が昇り、あたり一面にその光を広げていく様は感動的である。頂上までは険しい岩場の連続で鎖も少ない。雑穀谷訓練の成果を発揮しながら頂上に立つ。360度の展望は飽きることがない。
 目前に大きく鹿島槍が立ちふさがり、そして後ろから免る毛勝、劔、立山連峰は雄大なパノラマとしてみるものの心を捉えるのに十分だ。遠く薬師岳から黒部五郎岳の稜線。槍、穂高も望める。目を転じれぱ雲海に富士山が小さい三角形で浮かぶ。皆ロ々にその感動を言い、名残惜しみながら朝食の待つ山荘に戻る。下山路の遠見尾根は長い。熱い直射日光を浴びぽがら登り下りを繰り返しながら、高度を下げていく。
 ようやくゴンドラ駅の見える「地蔵の頭」に着くが、そこからカラーブロックで整備されたなだらかな下りがとてつもなくダヤ〜。ゴンドラ駅に到着し交々に握手を交わし互いの健闘を讃えた。帰路、飯森の「十郎の湯」で汗と埃を洗い流し、心身とも爽快になって車に乗り込んだ。牛首と五竜岳の登りはかなり険しい岩場であったが、全員が難なくクリヤーできたことは自信になったと思います。翌朝の新聞に「67歳の女性、劔岳で滑落、死亡」の記事が載っていました。過信や油断にならないように、これからもいろいろな経験を積み重ねていきたいものです。新たな感動を得るために!!                            
Y.H

感 想

一口感想

A.K すばらしかった、念願がかないました。
N.H スキーで見た五竜が良かった、登りたい山であった。
S.T ご来光が印象的だった、牛首の岩場は肝を冷やした。
T.Y 久しぶりに山に登った、縦走ははじめてだったが何とか行けてよかった。ご来光が良かっ
た。
H.T 唐松の日帰りの経験から軽く考えていたが、五竜はきつかった。
M.I 今年の五竜と鹿島槍の日標のうち、今日五竜を次は鹿島槍を!これで百名山のうち、北アル
プスの全ての峰を踏破することになる。
M.K 今回も黒川さんにサポートしてもらいなんとか行けました。有り難うございました。
K.H 2日とも好天に恵まれたし、岩場も経験でき幸せでした。
R.N 去年の笠ヶ岳、そして今年の岩場とレベルアップした登山にチャレンジできてよかった。
T.I 4年前はガスで展望がきかなかったが、今回は絶好の天気でよかった。
M.K 五竜のリュウは、『龍』、冬の五竜に登ったときに遭難しそうになった印象深い山です
Y.H 台風もよけて行ってくれて好天での山行きは運がよかったとしか言えない、険しい山に皆で
登れて良かった。
S.H 天気がよくて大変楽しかった。花も美しかった、久しぶりの岩登りりでした