古洞の森を歩く(ウォーキングの集い)

2006年12月3日(日)

この日は雨に降られ写真は「どんぐり橋」での集合写真しかありません

参加者:13名

 8時30分 薬勝寺駐車場に集合し各自の車で古洞の森に向かう。バーベキューガーデンに駐車をする。既に小雨が降っていて雨具をつけ傘をさして9時15分出発する。この森を自分の庭の様に歩いているという野開律子さんがコースリーダで進む。古洞ダムを渡るとカモが数十羽集団で泳いでいる。美しい色したものもいてカモの雄かな?

 森に入ると急な階段が2ヶ所あり、そこを過ぎるとなだらかな自然道が続き、落ち葉のフカフカした道だ。しかし雨のため滑りやすい。森はほとんどが落葉樹で葉は落ち冬枯れで明るく気持がよい。黄色く色づいて目立って残っている大きな葉の木はコシアブラとタカノツメ(いずれもウコギ科:タラノメの仲間)。コシアブラの小葉は5枚、タカノツメは3枚と観察する。意外に多いこの黄葉が林を更に明るくしている。入り組んだ古洞の池を遊歩道がグルリと周遊してつけてある。

 池を横断する立派な吊り橋はドングリ橋。ここで記念写真を撮る。時々シルバーで読図しながらどこを歩いているのか確認する。展望広場に立ち寄るが今は木々が伸びて展望がない。北陸ではあまり見かけないウラジロ(ウラジロ科)の群落を見つける。昨年葉の上に今年葉を2階建てに広げ、その真ん中に来春伸びる芽を準備している。

 立ったままの短時間休憩でせっせと歩いて、12時3分駐車場に戻る。早速古洞の湯に入って汗を流して昼食になり、今年のクラブ山行の想い出などを語り合いました。

 当初は黒姫山の計画でしたが、雪やみぞれが予想されたので中止となり、急遽古洞の森が企画されました。時々小雨が降ったり少し陽が射したり目まぐるしく空模様は変わりましたがまあまあの天気でした。

一口感想

YH:初めて来ましたがとてもよいコースでした。また季節をあらためコシアブラを取りに来たい。

NH:今年最後の計画で古洞の森に来たことを嬉しく思います。

EH:この森は何回か歩いていたがいい山行でした。

HT:千両も万両もあるのは知っていたが一両も百両もあるなんて良い勉強になりました。

KT:落ち葉の中の若い木が見られて良かったです。

RN:何度も来ていたが初めてゆっくり歩きました。リーダという大任をはたせてうれしい。
SI:身近にこんないいハイキングコースがあると思わなかった。また来たいと思います。

KH:古洞の森は近いのでなめていた。

IT:タカノツメ、コシアブラ、ウラジロに興味を持ちました。

ST:雨の落ち葉もよかった。